Welcartでは、WordPressのタグ機能を使うことができます。当店では、カテゴリーをヴィンテージ一覧にしているので、カテゴリー数が膨大です。新たに貴腐ワインというカテゴリーを増やすかどうか迷った際に、タグで分けてみようかと思ったわけです。
目次
タグで分類するメリット
先ほど書いたように当店では、ヴィンテージ(年号)をカテゴリーに充てているので、カテゴリー数が膨大です。新たに貴腐ワインを増やすか迷った際に、今後ワインのタイプでカテゴリーを増やすと分けが分からなくなると思い、別にタグで分類することにしました。
こうしておけば、タグ分類を一覧にせずともそのタグ分類へのリンクを貼ることができますし、ゆくゆく一覧に入れたい場合はタグ一覧を表示させればいいわけです。
タグで分類されたページの表示がカテゴリーと違う
さて、貴腐ワインというタグで分類して、ページを見てみるとカテゴリーページの表示とかなり違います!
そこでカテゴリーページと同様の表示をさせてみたいと思います!
タグページを動かしているphpファイルをカスタマイズする
タグページはどのphpファイルで動いているのだろうと思い、調べました。
Welcart デフォルトテーマテンプレートファイル一覧(現在このぺージは消去されています)を見てもよく分かりません><
ネットで突き止め方を調べていると、兎本美佳さんの「grepを使ってフォルダ内のファイルを一度に検索しよう!カスタマイズするphpファイルを探す-その2」(閉鎖を確認@2020年)で調べられそう!サクラエディタをわざわざインストールして(笑)、grep検索をして突き詰めたphpファイルは、archive.php。
さきほどの、Welcart デフォルトテーマテンプレートファイル一覧には、「表示するデータが商品以外だった場合に、このテンプレートを使用します。」と書かれていました。なるほど~^^;
まずは、カテゴリーページのようにページの1/4ずつに区分けしたいと思います。archive.phpの
<pre><code>
<?php if (have_posts()) : ?>
<div class="post-li">
をカテゴリーページ同様に変えます。つまり
<?php if (have_posts()) : ?>
<div class="cat-il type-grid">
にするわけです。すると、このようになります↓
ギュウギュウですね(笑)。ではでは、次は<article id=”post-・・・から</article>までをカテゴリーページと同じにします。当店のものをそのまま記載しますね。
<article id="post-<?php the_ID(); ?>" <?php post_class(); ?>>
<p><time datetime="<?php the_time('c'); ?>"><?php the_time(__('Y/m/d')) ?></time></p>
<div class="post-title"><a href="<?php the_permalink(); ?>" rel="bookmark" title="<?php printf( esc_attr__( 'Permalink to %s', 'welcart_basic' ), the_title_attribute( 'echo=0' ) ); ?>"><?php the_title(); ?></a></div>
<?php the_excerpt() ?>
</article>
の部分を、次のようにします。
<article id="post-<?php the_ID(); ?>" <?php post_class(); ?>>
<div class="itemimg">
<a href="<?php the_permalink() ?>"><?php usces_the_itemImage(0, 300, 300); ?></a>
<?php welcart_basic_campaign_message(); ?>
</div>
<!--ワイン色-->
<?php usces_the_item(); ?>
<?php usces_have_skus(); ?>
<?php
$skus = usces_the_itemSkuDisp('return');
if( $skus == 赤ワイン ){
echo '<span style="color:red">赤ワイン</span>';
} elseif ( $skus == デザートワイン){
echo '<span style="color:orange">白ワイン(デザートワイン)</span>';
} elseif ( $skus == 白ワイン(甘口)){
echo '<span style="color:orange">白ワイン(甘口)</span>';
} elseif ( $skus == 白ワイン){
echo '<span style="color:green">白ワイン</span>';
} elseif ( $skus ==スパークリングワイン ){
echo '<span style="color:blue">スパークリングワイン</span>';
} elseif ( $skus ==シャンパン ){
echo '<span style="color:blue">シャンパン</span>';
} elseif ( $skus == ノンアル泡){
echo '<span style="color:blue">ノンアルスパークリング</span>';
} elseif ( $skus == ノンアル白){
echo '<span style="color:green">ノンアル白</span>';
} elseif ( $skus == ノンアル赤){
echo '<span style="color:red">ノンアル赤</span>';
} elseif ( $skus == オーナー所有セラー){
echo '<span style="color:red">オーナーソムリエの自宅にあるセラー</span>';
} elseif ( $skus == ワインセラー){
echo 'おすすめワインセラー';
} else {
echo ' ';
}
?>
<!--ワイン色(終了)-->
<div class="itemprice"><?php usces_crform( usces_the_firstPrice('return'), true, false ); usces_guid_tax(); ?></div>
<!--発送目安を表示-->
<div class="field">発送目安:<?php usces_the_shipment_aim(); ?></div>
<!--発送目安を表示(終了)-->
<!--在庫数を実数表示-->
<?php usces_the_item(); ?> <!-- ←welcartの在庫数は、これが必須 ゆずまるの技術情報さんより-->
<?php usces_have_skus(); ?> <!-- ←welcartの在庫数は、これが必須 http://tecinfo.yuzumaru.co.jp/wordpress/welcart-%E5%9C%A8%E5%BA%AB%E6%95%B0.html -->
<?php
$stock_rest = usces_the_itemZaikoNum('return');
if( $stock_rest >= 10 ){ //在庫数が10以上の場合
echo '在庫十分';
} elseif ( 3 < $stock_rest && $stock_rest < 10 ){ //在庫数が5より大きく10未満の場合
echo '在庫少';
} elseif ( 0 < $stock_rest && $stock_rest < 4 ){ //在庫数が0より大きく5未満の場合
echo $stock_rest. '本限定!';
}
?>
<!--在庫数を実数表示(終了)-->
<?php if(! usces_have_zaiko_anyone() ) : ?>
<div class="itemsoldout"><?php _e('Sold Out', 'usces' ); ?></div>
<?php endif; ?>
<!--ワイン名を太字に-->
<div class="itemname"><strong><a href="<?php the_permalink() ?>" rel="bookmark"><?php usces_the_itemName(); ?></a></strong></div>
</article>
となります。これで、↓のようにカテゴリーページと同じような表示になりました^^
タグで分類するデメリット
ただ、ここまでやってタグページはやっぱり止めて、カテゴリーでワインを分類しようかと考えるようになりました。それは、カテゴリーページに使用している「在庫アリ商品のみ表示」が効かなかったこと。工夫すれば効くのかもしれませんが、ちょっとそこまで調べるよりも、カテゴリーページで分類したほうが早そう・・・
アップすることで誰かの役に立てばと思い、アップだけしてしましたが、今回のネタは最終的にはボツです><
お願い
検索でここにたどり着いた方は、自営業者さんでWelcartを導入しようと思っている方だと思います。役に立った方は、ビジネスでの贈り物に当店「生まれ年ワインショップ」もしくは、日本初のプレゼント専門ワインショップ「プレゼントワインショップ」をご利用いただけると嬉しいですm(__)m